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ミドリガメとコーンスネークが飼えなくなる日

番外編 3 特定外来生物専門家会合 (第1回)

10月15日に閣議決定された特定外来生物被害防止基本方針に基づき、本日(10月27日)霞ヶ関の合同庁舎にて標記会合が開催されました。

会合の風景(左から3人目が爬虫両生類ワーキンググループ長の太田先生)

この法律では特定外来生物を指定するに当たって学識経験者等の意見を聴取する事になっているのですが、その第1回が今日の会合に当たります。
今日の会合の主目的はこれからの選定作業の進め方について調整することです。国は法律の施行を来年4月目標としており、さらに輸入制限の種についてはWTOに事前通告が必要でこの期間が2ヶ月、そしてパブコメの募集・検討を考慮すると今年中には特定外来種他の選定を済ませる必要があります。 (!!!)
そこで今後は11-12月にかけて、”哺乳類・鳥類”・”爬虫両生類”・”魚類”・”昆虫類”・”無脊椎”・”植物”の6つの専門家グループ会合(WG)を個別に2-3回開催しそこで以下の3つの区分けの種を選定していくことになりました。
なお、場合によってはこのWGをさらに細かく分割することも考えられますが、分ける分けないについては各WGにまかされることになりました
今回の会合にはこの各WGの座長と植物・動物全般各1名、さらにその他経済・飼養等の専門家4名が集まって行われました。
またWGごとのでこぼこは省が随時情報を流すと共に、来年1月上旬に予定されている第2回の全体会合で均していくそうです。
ちなみに専門家会合運営方針も今回決定され、特に不利益をこうむるものがいない限り会合は公開で行い、議事録は今まで同様Webに掲示することとなりました。
なお、今後の流れはこの図を見れば良く理解いただけるかと思います。
上記専門家グループ会合、各WGの座長は以下の通り。
今日は座長以外のWGのメンバーについては一切報告がありませんでしたが、実際にはかなりの部分が決まっているようです。(別途昆虫については正式に本日アナウンスされた)
また、今日の会合では参考資料として環境省から?@「我が国に定着している外来生物のリスト(暫定版)」・?A「影響の可能性が指摘されている外来生物の例 (未定稿)」・?B「日本魚類学会による選定すべき魚類の提案」・?C「WWFジャパン他による選定に関する要望書」の4つの生物種のリストが配布されました。(ちなみに?Cについては出席者にのみ配布され、傍聴者には表紙のみしか渡されませんでした。)
少し長くなりますが、以下にこれらのリストの中から爬虫両生類飼育者に関係のありそうなものだけ抜き出して記載します。
@我が国に定着している外来生物のリスト (爬虫両生類)
A影響の可能性が指摘されている外来生物の例 (爬虫両生類・タランチュラ・サソリ)
CWWF他が作成したリスト (爬虫両生類) (サソリ・クモは未チェック)
イエコを調べるの忘れてた、、、ということでヨーロッパイエコオロギは?@にだけリストアップされていました。
もちろんこれらのリストの取扱は完全に各ワーキンググループに任されているので、土台にして話し合うのか、それとも無視してグループ内の意見を元に話し合うかはまったくわかりません。(要は現時点では参考程度にしかならないということです)
爬虫両生類は個人的にはサプライズは特に無かったのですが、ちょっと驚いたのが魚関係。グッピーは上記?@?A?Cの3つのリストに入れられていますし、WWF他のリストでは未判定外来生物にアロワナがごっそりリストアップされているような気が、、、、
また太田先生が現在考えられる問題として、指定された種が一気に遺棄される恐れがあるため、現在飼育している種が指定されたときの対策が明らかでないと特定外来種を指定できないと指摘されました。これに対しては環境省から随時専門家Grに情報を流していくことで対応してもらうとの回答があったのみで、明確なことはまだ決まっていないような印象を受けました。
ちなみ先にも記したように昆虫については既に専門家のメンバーも決まり、第1回の専門家グループ会合も11月の頭に開催されることが決定しています。
(注) このページの内容についてはトップページの注意事項を良くご確認の上、ご利用ください。前科があるのでご注意を。
(2004/10/27)
いくつか書き忘れていたことに気づきました。(あせって書くとこれだから、、、、)

今回の全体専門会議の座長を勤められた小野 勇一 九州大学名誉教授が会議中、スケジュールの事を考えると今回の指定は緊急性の高い真っ黒な種のみにならざるを得なくてもしかたがのではないかと指摘されました。

また専門家会合自体は未判定外来種の輸入申請があったら、白黒を6ヶ月以内につけなくてはならないので、上記のフローが終了したあとも引き続き形としては残っていくようです。 (改めて考えると6ヶ月のなかには今回同様パブコメやらWTOの通告やらが入るため、かなり厳しいスケジュールですね) 専門家として指定されると、もしかすると大変な負担を抱え込むことになるのかもしれません。 本当にご苦労様です。


(2004/10/28)
議事次第・議事資料および議事概容が環境省から発表されました。

(2004/10/31)
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